新日本G1開幕 7カ月ぶり登場のオスプレイ 約20キロ増量も空中殺法で裕二郎撃破

 高橋裕二郎(下)めがけ飛ぶウィル・オスプレイ(撮影・佐々木彰尚)
 高橋裕二郎(右)に蹴りを浴びせるウィル・オスプレイ(撮影・佐々木彰尚)
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 「プロレス・新日本」(19日、エディオンアリーナ大阪)

 20選手が2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」が開幕。Aブロック公式戦5試合が行われ、ウィル・オスプレイは高橋裕二郎を破って白星発進した。

 約7カ月ぶりに新日本のリングに立ったオスプレイ。2月にはヘビー級転向を宣言し、この日は体重を86キロから105キロに増量し、厚みを増した肉体を披露してファンを驚かせた。

 だが、重くなっても持ち前の驚異的な空中殺法の切れ味は変わらず。その場シューティングスタープレス、サマーソルトキックなどを軽々と繰り出し、最後は裕二郎の東京ピンプスを立って着地して逃れ、得意のストームブレイカーで仕留めた。

 試合後、マイクを握ったオスプレイは「またみんなの顔を見ることができて幸せだ。花道に向かう直前まで緊張と不安に襲われていた。でも、鏡を見て、自分に不安なんて吹き飛ばせと言い聞かせた。だって、オレはウィル・オスプレイだ。世界最高のレスラーだ」とアピール。「コロナで新日本も大変だったと思うけど、これからはもっと面白くなるぞ。ウィル・オスプレイが戻って来たからな」と宣言した。

 インタビューでは「オレこそが世界最高のレスラーだと証明する使命がある。そのためにここへ戻って来た。オレの実力は正当に評価されていない。過去1年を振り返っても、オレは素晴らしい偉業をいくつも残してきた。今年はコロナのせいでほぼ何もできていないので悔しいが、オレは今でも変わらず、あのウィル・オスプレイだ。今世紀最強のレスラーはこのオレだ」と主張。次戦の相手である石井智宏に、「あ、石井さんか。石井さんは初めて会った日からずっとオレに張り手をかましてやりたくてたまらないって顔してる。若手のオレをしごきたいんだろ。じゃあやってみろよ。何でも受けてやる。でも、最後に負けるのは石井さん、あなただ」と挑発した。

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