全日本CC・諏訪魔、リーにも敗れ崖っぷち「イケメンに負けてから何かが狂っている」
「プロレス・全日本」(15日、後楽園ホール)
10選手が2ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」の公式戦4試合が行われ、三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座を保持する諏訪魔がジェイク・リーに敗れて1勝2敗となり、12年ぶり2度目の優勝へ崖っぷちに立たされた。
前戦で黒潮“イケメン”二郎に不覚をとった諏訪魔は、上回るパワーを生かしたチョップ、万力スリーパーなどでリーを圧倒。だが、リーにアームロック、鉄柵攻撃などで左腕を集中的に攻められてからは防戦一方となり、得意のラリアットを放つも痛みを悪化させ、最後はリーの新技、変型腕固めで捕らえられるとレフェリーがストップした。
試合後、諏訪魔は左腕を押さえて苦悶(くもん)の表情を浮かべながらインタビュースペースに現れると、「どーなってんだよ!壊された。イケメンに負けてから何かが狂っている」と怒鳴り散らし、「次勝って優勝に望みをつなぐしかない」と、ブロック最終戦のゼウス戦(21日、後楽園ホール)の必勝を誓った。