新日本・タイチが“G1”同組の鈴木と視殺戦「ぶち殺してやる」「やってみろよ」

 「プロレス・新日本」(11日、後楽園ホール)

 「G1クライマックス」(19日開幕)前の最後の大会が開かれ、鈴木軍のDOUKI、ザック・セイバーJr.、タイチ、鈴木みのる組が本隊のマスター・ワト、田口隆祐、飯伏幸太、棚橋弘至組に勝利した。

 8人が入り乱れた熱戦は最後、田口が孤立し、タイチが聖帝十字陵で絞殺。そして試合後は、G1で同じAブロックに入った鈴木とタイチが味方同士ながら至近距離のにらみ合いを展開。さらには胸をぶつけ合い、ノドをつかみ合うなど険悪なムードを漂わせた。

 鈴木は「オイ、なんだ、どいつもこいつも。タイチもザックも、オレの前にひざまづけ。そして泣き叫べ。鈴木様、ごめんなさいと。オイ、タイチ、ぶち殺してやる」と盟友に向けて情け容赦ない予告。一方のタイチは、「殺すだ?やってみろよ。この野郎」と総帥の鈴木に反逆するかのようなコメント。「昨日、おとといまでは(G1に)出る気なかったよ。だけど、メンバー見た瞬間、出たくなっちまった。気に入らねえヤツがいっぱいこっち(Aブロック)に来やがったから。仲良しこよしなんて1人もいねえ。信頼できるのはザックだけだ」と、全方位に宣戦布告しつつ、ともにIWGPタッグ王座を保持するBブロックのザックとの絆を強調した。

 ザックは「タイチとボスの間に挟まれて気まずいな。オレはどっち側に付くべきだ」と困惑したが、タイチは「ザック、決勝で待ってるぞ。両国で」と呼び掛けた。

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