新日本・YOSHI-HASHI&石井&後藤、同門対決制しV1

SHO(上)に垂直落下式ブレーンバスターを見舞う石井智宏=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(11日、後楽園ホール)

 NEVER6人タッグ選手権試合が行われ、王者のYOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀組がSHO、矢野通、オカダ・カズチカ組の挑戦を退けて初防衛に成功した。

 ケイオスの同門対決ながら、6人は手加減なしの大熱戦を展開。終盤は矢野とオカダが相手組を蹴散らすアシストを見せて、SHOと石井の一騎打ちに持ち込む。SHOはクロスアーム脳天くい打ちなどの大技をたたみ掛けるも、石井は驚異のタフネスを発揮して3カウントを許さず。さらにSHOは三角締めでガッチリ捕らえるも、石井は顔面を踏みつけて脱出。そして、SHOは必殺技ショックアローを繰り出したが、石井はこれも脱出し、頭突き、延髄斬り、スライディングラリアットの波状攻撃を加えて、最後は垂直落下式脳天砕きで葬った。試合後、石井は奮闘を見せたSHOとガッチリ握手。さらにケイオスの6人で健闘をたたえ合った。

 インタビューで石井は「田中(SHO)、悔しいだろ。あれだけタンカ切ってたんだからな。でも気にすんなよ。悔しさが大きければ大きいほど、それを乗り越えたとき、その分強くなるよ。毎試合こういう気持ちで来いよ、コラ!田中、お前なら大丈夫だ」と、荒々しくSHOにエール。続けて、「偉そうに言ってるけど、オレも常に高い壁が立ちはだかるんだよな。乗り越えても乗り越えても。だから、今からその壁を乗り越えようとしてるんだよ。待っとけよ、G1」と、19日に開幕するシングルリーグ戦「G1クライマックス」へ気合を入れた。

 一方のSHOは「今のオレの率直な気持ちは一番、もちろん悔しさしかねえよ。オカダさん、矢野さん、お2人の期待に応えられなかった。その悔しさ。反対側のコーナーで思い切りぶつかって来てくれた石井さん、後藤さん、YOSHI-HASHIさんも、いまはケイオスの先輩方に感謝しかねえよ」と唇をかみながらも、「オレにできることはただ一つ。今より強くなって、その強さの証しを結果として残すことだ」と前を向いた。

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