京口紘人が11・3コロナ後初の世界戦 YouTubeで生中継「リアルを伝えられたら」

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(26)=ワタナベ=が、11月3日に大阪市のインテックス大阪で3度目の防衛戦を行うことが8日、発表された。同級11位のタノンサック・シムシー(20)=タイ=の挑戦を受ける。京口は5月9日に堺市でインドネシア選手と世界戦を行う予定だったが、コロナ禍で中止となっていた。今回は新型コロナウイルスの感染拡大後、国内で初の男子の世界タイトル戦となる。

 大阪市内で記者会見を行った京口は、コロナによる自粛期間も「トレーニング期間が増えたとプラスに考えれば、課題に取り組む時間が増えた。マイナスにはなっていない」と前向きに捉えた。14戦無敗(12KO)の相手については「無敗で勝ち上がってきた選手なので、油断なく当日は(力の)差を見せられるといいと思う」と語った。

 試合は京口自身のYouTubeチャンネルで生中継される予定。「YouTubeによって、去年と比べてものすごく(世間に)認識してもらえるようになった」と言い、現在は登録者数12万人を超えている。今回は「自分のチャンネルだからこそできることをやりたい。練習に支障のない範囲で、試合直前のリアルを伝えられたら」と試合前の様子など、新たな試みを検討しているという。

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