新日本・内藤 2冠王者の連勝止めた!理詰めで圧力「オレ以上に負けが許されない」

 「プロレス・新日本」(7日、後楽園ホール)

 29日の神宮球場大会でIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王者EVILに挑戦する前2冠王者の内藤哲也が8人タッグの前哨戦で勝利した。

 内藤は率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の盟友である鷹木信悟、SANADA、BUSHIと組み、バレットクラブ(BC)のEVIL、ディック東郷、石森太二、外道組と対戦。EVILに奇襲からの場外乱闘で攻撃を受けたが、リング上では長時間のエルボー合戦で打ち勝つなど、闘志むき出しで反撃する。終盤には8人が入り乱れる中、EVILにジャーマンスープレックスで投げられるなど激しくやり合ったが、スイングDDTで排除し、SANADAが外道をSkull Endで絞殺するのをアシストした。

 EVILが6月23日以降、7月11日にLIJを裏切ってBC入りし、2冠王座を奪取して以降も続けていた連勝を止めた内藤はバックステージで「EVILの連勝もストップ。これでもし神宮球場でも負けてしまったら、海外にいるバレットクラブのメンバーに合わせる顔がないぜオレももちろん負けられない試合だよ。でも、もしかしたらオレ以上に負けが許されない状況なのがEVILかも知れないね」と余裕の笑み。「オレの攻撃パターンはすべてお見通しなんだろ。数年前、ニュージャパンカップでザック・セイバーJr.に負けたとき、オレは完封と言う言葉を使ったよ。何もさせてもらえず敗れ去った。それと同じ、いや、それ以上にオレの攻撃を封じ込め、EVILが完勝するわけだろ。どれだけの完勝劇を神宮球場で見せてくれるんだろうね」などと、EVILに対し理詰めでプレッシャーをかけた。

 一方のEVILは「内藤、勝ってんのに1人、焦ってんな。そりゃそうだよな。お前はもう崖っぷちにいるんだよ。そのまま神宮までとことん追い詰めてやるからな」と鼻息荒くアピールした。

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