新日本・ゴールデンエース再結束で準決勝進出!棚橋の後継者指名に飯伏

 「プロレス・新日本」(7日、後楽園ホール)

 NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦が行われ、棚橋弘至と飯伏幸太の“ゴールデンエース”コンビにマスター・ワトを加えた3人が、金丸義信、ザック・セイバーJr.、タイチ組を破って2回戦に進出した。

 IWGPタッグ王者のタイチとザックから勧誘されて悩み、棚橋との間に不協和音を響かせていた飯伏。この日の試合でも、タイチの誘いの言葉に思い詰める表情を浮かべていた。

 だが、タイチから、古傷の左ヒザを集中攻撃されてグロッギー状態の棚橋に「トドメを刺せ」と要求されると、考え込んだ末に迷いを断ち切り、タイチとザックを攻撃。終盤には、棚橋がタイチとザックに2人がかりの猛攻を受け、合体技ザックメフィストを浴びる寸前のピンチに陥ったところを救出し、棚橋が前方回転エビ固めでタイチを丸め込む逆転勝利をアシストした。

 試合後も飯伏はタイチから「最後のチャンスをやるよ。こいつを捨ててこっちに来るか、ハッキリしろよ」と問い詰められたが、「オレはもう決まってんだよ」と返答。棚橋に肩を貸しながら花道を引き揚げていった。

 バックステージでは「ごめん、飯伏。オレはお前の期待に応えたい。けど、お前が神と呼んだ棚橋はもういないかもしれない。けど、現役である限り、オレは上を目指す」と涙ながらに謝罪する棚橋を励ました飯伏。棚橋から「次はな、お前が神になれよ」と後継者に指名されると、「神になりますよ。任せてください」と力強く応え、結束を確かめ合った。

 一方、飯伏と棚橋の再戦希望を拒絶しているIWGPタッグ王者組は憎まれ口全開。タイチは「あれで勝ちなのか。あいつの力か、あれは。これを復活と取るなら、お前ら頭悪いよ。こんなんでリマッチとか、口が裂けても言わせねえ」と不敵な笑みを浮かべた。

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