「プロレス・新日本」（１２日、大阪城ホール）

　ＮＥＶＥＲ王者無差別級選手権試合が行われ、王者の鷹木信悟がＳＨＯを破って２度目の防衛に成功した。

　ニュージャパンカップ１回戦ではＳＨＯに敗れた鷹木は、シングル初戴冠に燃えるＳＨＯの気迫を受け止め、激しくエルボー、ラリアットなどを打ち合う真っ向勝負を展開。ＳＨＯがクロスアームドライバーなどの大技を繰り出せば、鷹木もＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮなどで反撃するなど一進一退の熱闘に発展したが、最後は鷹木式ＧＴＲからのラスト・オブ・ザ・ドラゴンでトドメを刺した。だが、試合後、エル・デスペラードが鷹木を襲撃。ベルトを強奪して挑戦をアピールした。

　バックステージで鷹木は「ふざけんなよ。デスペ、アイツ何がやりたいんだよ。いつも鈴木軍じゃボスにヘコヘコしているくせに、外じゃそんな態度か」と怒り心頭。「オレにやらせろ？バカ野郎。あんなとこでＫＯしてうれしいか。いかにもひきょうなデスペらしいな。お前を完全にたたきつぶしてやる」要求を受諾した。