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橋本真也さん長男の大地、無観客の一騎当千初V「実感沸かねえな」

 「プロレス・大日本」(26日、会場非公表=無観客試合)

 20人が4組に分かれて争うリーグ戦「一騎当千~strong climb~」の決勝トーナメント準決勝と決勝戦が無観客のテレビマッチで放送され、橋本大地が自身初、BJW認定世界ストロングヘビー級王者としても初の優勝を果たした。

 今大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響による大会中止のため、消化できなかったリーグ戦9試合が引き分け扱いとなり、12日に行う予定だった決勝トーナメントも中止となっていたが、テレビマッチで決着をつけることになった。

 決勝戦は準決勝で強敵の関本大介を破った大地と、ジェイク・リー(全日本)を破った元ノアのクワイエット・ストーム(フリー)が激突。大地はストームのパワフルな攻めに苦しみ、垂直落下式脳天砕きと50cm腕ラリアットを連発される大ピンチに陥ったがカウント2・9で脱出。だが、カウンターのフライングニールキックで流れを引き寄せると、そこから閃光魔術、ライジングDDTをたたみかけて3カウントを奪った。

 2年前の前回大会は、決勝戦で外敵の鈴木秀樹(フリー)に敗れる屈辱を味わった大地は、マイクを持つと「やっと優勝することができました。2年前のトラウマを打ち破ることができました」と絶叫。視聴者に向かって「今世間が大変な中で、みなさん、もっと臆病になっていいと思います」と呼び掛け、「そうやって、どんどんよくして、みなさんの前で試合ができるようになった時に、一騎当千優勝者として、チャンピオンとして、みなさんに元気を届けられたらと思います」と誓った。

 バックステージでは、王者として優勝を果たしたことで、「今はコロナでいろいろ大変だろうけど、大日本のストロングを盛り上げていく責任を負ったんだ」と自覚。声援のない中でつかんだ栄冠に「実感沸かねえな。みんなの前でやりたかった。さみしい気持ちと悔しい気持ちとうれしい気持ちがごちゃ混ぜになっている」と複雑な表情を浮かべながらも、「それでも、「(視聴者が)これ見て少しでも元気になってくれたらいい。そのためにプロレスしてんだもん」と前を向いた。

 また、無観客試合を経験したことで、「お客さんがうわーっと言ってくれるのに慣れちゃってるんだろうね、プロレスラーって。父上も『東京ドームの花道は麻薬だ。だから、引退したヤツらが戻ってくる』と言っていたけど、その感覚に通ずるものがある気がする。今日やって分かった。オレらはお客様に支えられてやってるんだなって」と、父の故・橋本真也さんの言葉を思い出し、観衆の存在の大きさを痛感していた。

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