全日本・イケメン CC出場まで米国進出を封印「コロナのバカヤロー!」
「プロレス・全日本」(6日、東京・新木場1stRING)
元WRESTLE-1の黒潮“イケメン”二郎が、今大会で開幕を予定されていて中止となったシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」(CC)に出場するまで、表明していた米国進出を封印することを宣言した。
この日はギアニー・ヴァレッタと一騎打ち。無観客ながら、いつものように入場で客席を走り回ったが、ヴァレッタに急襲された。ゴングが鳴っても猛攻を浴び、ヴァレッタの盟友イザナギと入江茂弘の乱入まで受けると、イケメンの反則勝ちが告げられた。
さらに、イケメンがヴァレッタにチェーンで殴打されかかると、この次の試合でイザナギ、入江組と対戦予定だったヨシタツとフランシスコ・アキラが現れて救出。ヨシタツが「そんなにやりたいんだったら、今から6メンでやってやる」と訴えると、急きょイケメン、ヨシタツ・アキラ組-ヴァレッタ、イザナギ、入江組戦が始まり、最後はイケメンがイケメンサルトで入江を仕留めた。
試合後、マイクを持ったイケメンは「コロナのバカヤロー!」と絶叫。続けて、「オレは今日、もうアメリカにいる予定だった。ただ、世界がこういう状況だから、日本に残ることになって、オレはチャンピオンカーニバルに出るはずだった。それもコロナで流れた」と、新型コロナウイルス感染拡大で受けた影響を明かした。
そして、CCは中止となったものの、全日本の福田剛紀社長が年内開催へできる限りの努力をしていく方針を示していることから、「オレはチャンピオンカーニバルに出るまでアメリカには行かねえぞ」と米国進出封印を宣言した。