全日本・無観客で死闘60分ドロー!諏訪魔絶叫「オレたちのメッセージ受け取って」
「プロレス・全日本」(6日、新木場)
全日本初の無観客試合が行われ、メインの6人タッグ戦は大熱戦の末、60分時間切れ引き分けに終わった。
当初は後楽園ホールで「チャンピオンカーニバル」(CC)開幕戦を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客となり会場も変更。さらにCCも中止となってカードも変更となった。トップ戦線でしのぎを削る6人の戦いは最後、世界タッグ王者同士の諏訪魔と石川が激闘を演じたが、勝負はつかなかった。
三冠ヘビー級王者でもある諏訪魔は試合後「プロレスラーは戦って、汗かいて、感動、勇気を与えたり、それしかできないよ」と戦った意義を熱弁。「大変な状況だけど、全国、いや世界のみなさんにプロレス大丈夫だって。そして、プロレスどころじゃないって方々に勇気と根性を伝えたい。オレたちのメッセージを受け取ってください」と絶叫した。
また大会の途中には、4月1日で無期限活動停止となったWRESTLE-1所属だった芦野祥太郎が現れ、全日本参戦を表明した