子どもたちは休校、大人はテレワークと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で私たちの行動範囲は大きく変わった。デイリースポーツ・ボクシング評論「拳心論」でおなじみの元３階級制覇王者・長谷川穂積氏（３９）が親子でできる簡単トレーニングを考案した。現在、神戸市内でボクシング＆フィットネスジムを経営する元チャンプのメソッドを１０回にわたって紹介する。第９回はリズム感と体幹を鍛える「手取り足取りゲーム」。「デイリースポーツオンライン」では動画も公開しています。

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　長谷川穂積メソッドで、ココロもカラダも強く元気になろう。第９回は「手取り足取りゲーム」。リズム感と体幹が鍛えられます。

　ボクシングジムではいつもテンポのよい音楽が流れています。これは、ボクシングにはリズム感が欠かせないから。シャドー、ミット、サンドバッグまで常にリズムを意識して体に染みこませます。親子で息を合わせてリズムをキープしてください。

　（１）親子で向き合って立つ。

　（２）軽くジャンプしながら２人の右手と右手、左足と左足をタッチ。続いて左手と左手、右足と右足をタッチ。

　（３）これを交互に「１、２、３、４…」と声を掛け合いながら、できるだけ速いテンポで行う。

　（４）３０回で１セット。３セットが目標。

　ある程度のスピードで左右の手足を交互に出し、３０回バランスを保つには、うまくリズムに乗ることが大切です。同時に体幹も鍛えられていきます。