惜別25人掛け!花月が里村との引退試合へ決起

 「プロレス・スターダム」(15日、新木場1st RING)

 引退試合も秒読みの花月(27)が、スターダム最後のリングで25人掛け(各1分一本勝負)を敢行。5勝3敗17分け(23分11秒)で打ち上げると、11年6カ月のプロレス生活を締めくくる里村明衣子(40)=センダイ女子=との総決算戦(24日・大阪府立体育会館第2競技場)へ決起した。

 1月26日の大阪大会でスターダムを退団してフリーとなった花月が、この日は惜別の里帰り。25人掛けでは小波、渡辺桃、ビー・プレストリーに白星を献上。23番目にはOZアカデミー無差別級王座を争ったこともある松本浩代(フリー)もサプライズ登場した。最後は岩谷麻優で、引き分けゴング後に二段式ドラゴンスープレックスを浴びて戦いを終えた。

 リーダーとして大江戸隊を率いた3年間を振り返り「スターダムの花月であってよかった」と感謝。トレードマークの十手を刀羅ナツコに譲り渡し、胴上げで宙に舞いながら別れを告げた。

 地元大阪の自主興行では、14年12月の仙女ラスト試合以来5年2カ月ぶり4度目の師弟対決が実現する。花月は「自分は里村さんのように一流にはなれなかったけど、いろんな経験ができた。強さだけじゃなくすべてをぶつけ、試合を通して感謝の気持ちを伝えたい」と、最後の恩返しを誓った。

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