恒成の兄・田中亮明「派手にやってくれてよかった」痛烈KO劇に東京五輪へ刺激
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「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
王者の田中恒成(24)=畑中=が挑戦者で同級10位ウラン・トロハツ(26)=中国=を3回2分29秒KOで下し、3度目の防衛に成功した。戦績は田中が15勝(9KO)、トロハツが13勝(6KO)4敗1分け。
右から左ダブルのアッパー3連発での痛烈KO劇。恒成の兄で、アマで東京五輪を狙う田中亮明(26)=中京学院大中京高教員=は、リングサイドで弟の防衛を見守り「結構派手にやってくれたのでよかった。いい形で終われたから、20年のビッグマッチに繋がる」と、笑顔で話した。
自身は2月に五輪アジア・オセアニア予選(中国・武漢)を控える。「お互いに特に何も声は掛けない。勝って当たり前という感覚なので。2月が終わったら一緒にフィリピン合宿に行くので頑張りたい」。弟の活躍を刺激に、夢舞台へ突き進む。