打倒ホワイトへ NJC有力5人がアピール合戦!棚橋と飯伏は共闘誓う

ウィル・オスプレイ(右)を攻めるジェイ・ホワイト=大田区総合体育館
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 「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館)

 優勝者に米ニューヨーク・マジソンスクエアガーデン大会(4月6日)のメインイベントでIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦する権利が与えられるシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ(NJC)」(3月8日開幕)に出場する有力5選手が優勝と打倒ホワイトのアピール合戦を展開。さらに、飯伏幸太と棚橋弘至は共闘を誓い合った。

 この日は旗揚げ記念日大会。メインイベントで、ジェイ・ホワイトはセコンド外道の介入も受けて、NEVER無差別級王者ウィル・オスプレイとのドリームマッチを制した。さらに、試合後もイスを手にしてオスプレイを暴行しようとすると、放送席にいた飯伏がスーツ姿で割って入って阻止。すると、ホワイトの所属ユニット、バレットクラブのメンバーが現れて集団暴行をした。

 そこに棚橋、オカダ・カズチカ、後藤洋央紀が救出に駆けつけ、バレットクラブを排除。この3人と飯伏とオスプレイを加えた5人は、ホワイトとリング上でにらみ合いを繰り広げた。ホワイトが去ると、5人はそれぞれが自分を指さし、無言でNJC優勝と打倒ホワイトをアピールした。

 インタビューでは、1月4日の東京ドーム大会で脳しんとうを起こしてから欠場中で、ニュージャパンカップから復帰し、さらに、盟友のケニー・オメガが退団したことフリーになっている飯伏を巡るコメントが飛び交った。まず、オカダは「別に助けに行ったわけじゃない。オスプレイは助けたけど、もう1人は関係ありません」と飯伏との共闘を否定しながら、「オレが優勝してIWGPのベルトを取り返します」と、クールにNJC制覇をアピール。逆に、後藤は「飯伏、お前のことをよく分かっているのはこのオレだ。行くとこないんだったら、このオレと組まないか」と共闘を呼びかけ、「ジェイ・ホワイト、オレたち全員がお前の首を狙っているってことを忘れるな」と王者を挑発した。

 だが、後藤のラブコールとは裏腹に、飯伏は棚橋とともに登場。「やっと、自分の考えで決断することができました。本当に、棚橋さん、ありがとうございます。すみませんでした。そして、これからもよろしくお願いします」と頭を下げると、棚橋は「よし。棚橋、飯伏組もある」と快諾。飯伏は「やりますよ」と誓った。

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