世界最強T・ドーリング&ジェイムスが外国人組13年ぶりV!

 「プロレス・全日本」(11日、後楽園ホール)

 「世界最強タッグ決定リーグ戦」の最終戦が行われ、ジョー・ドーリング、ディラン・ジェイムス組が初優勝。外国人タッグでは05年のババ・レイ、ディーボン組以来の栄冠を手にした。

 首位に勝ち点12で5組が並ぶ大混戦で迎えた最終戦。首位組が次々と敗れ、メインイベントのドーリング、ジェイムス組と前年優勝で世界タッグ王者の石川修司、諏訪魔組の勝者が優勝という形となった。

 “暴走大巨人”と呼ばれる相手組を上回るジェイムスとドーリングは破壊力抜群の打撃で優位に試合を展開。連携で勝る相手組のパワフルな合体技などの反撃に苦しんだが、終盤にドーリングが諏訪魔をレボリューリョンボムで排除し、孤立した石川にジェイムスがラリアット4連発からチョークスラムの猛攻で熱戦にピリオドを打った。

 今年にZERO1から戦いの場を移したジェイムスは個人では初優勝。ドーリングは個人で3度目、17年の悪性脳腫瘍から復帰後では初の優勝となった。試合後のセレモニーでは、闘病時代に作られたファンの寄せ書きを広げたドーリングが「ありがとう、ハッピー・ニュー・イヤー」と控えめにアピール。ジェイムスも「ありがとうございました」と日本語で感謝し、「ジョーがハッピー・ニュー・イヤーと言ったので、オレはメリー・クリスマス」と控えめなあいさつで締めくくった。

 一方、連覇を逃した諏訪魔は「このままじゃ引き下がれない。もう1回、ベルトをかけて、このケリをつけるしかないと思う。社長に直訴しますよ」と、保持する世界タッグ王座をかけての再戦をアピールした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス