EVIL&SANADAがロア&トンガに苦杯 新日本WTL大混戦
「プロレス・新日本」(30日、後楽園ホール)
ワールドタッグリーグの公式戦が行われ、勝ち点12で単独首位に立っていた前回優勝のEVIL、SANADA組がタンガ・ロア、タマ・トンガ組に敗北。残り5試合でこの2組と石井智宏、矢野通組が勝ち点12で首位に並び、勝ち点2差で4組が追いかける混戦状態となった。
好連係を誇る両組は一進一退の目まぐるしい攻防を繰り広げるも、EVILとSANADAは相手組のセコンド邪道の介入に悩まされる。終盤にはSANADAが得意のSkull Endでロアを捕らえるも、ロアはレフェリーに暴行して脱出し、レフェリー不在の間に邪道がSANADAを竹刀で殴打。最後はEVILのカットをまたも邪道が強烈な竹刀攻撃で妨害し、ロアがSANADAを雪崩式のスーパーパワーボムで葬り去った。
EVILとSANADAはダメージが大きく、ノーコメント。一方、トンガは「正しい方向にしか行っていない。オレたちが勝ち続ける。邪道、外道のレガシーをオレたちが継いでいく」と勝ち誇り、ロアも「邪道、外道、スーパーパワーボム!これが運命だ」と絶叫した。