体重超過の“問題児”ネリが4位で復帰 井上は5位に WBC最新ランキング発表

 WBC(世界ボクシング評議会、本部=メキシコ市)は14日付の最新ランキングを発表。12日に行われたWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で判定勝ちした亀田和毅(27)=協栄=などの試合結果が反映された。

 注目はバンタム級。この階級は前王者のルイス・ネリ(メキシコ)が今年3月1日の山中慎介(帝拳)との初防衛戦で計量失格して以来、8カ月以上空位が続いている。WBCは1位ノルディ・ウーバーリ(フランス)と3位ラウシー・ウォーレン(米国)での王座決定戦を指令しているが、交渉がスムーズに進まず試合開催に至っていない。

 そのため12月30日に大田区総合体育館で同級5位の井上拓真(大橋)と2位ペッチ・CP・フレッシュマート(タイ)が暫定王座決定戦を行う運びとなった。しかし最新ランキングでは当初4位にランクされていた井上を押しのけて、前王者ネリが4位にランクイン。10月に復帰戦を飾ったネリの近い将来の世界戦線復帰をにおわせた。

 また、亀田の暫定王座獲得後、自身のブログで対戦を熱望した前日本スーパーバンタム級王者の和気慎吾(FLARE)はランクをひとつ上げてスーパーバンタム級6位となった。

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