日本ボクシング連盟がグローブ販売 山根前会長時代より大幅“格安”に

 アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟は12日、公式ブログにおいて内田貞信会長名で、公式グローブと公式ヘッドギアの購入方法を各都道府県連盟へ告知した。正式には次回理事会、総会を経て決定するという前提で、地方連盟が迅速に購入するための暫定措置だとし、日本連盟指定の卸売り事業者を紹介するとともに一般スポーツ用品店で購入する場合の指定店はないとしている。

 グローブ販売については、退任した山根明前会長時代に試合用グローブを1社に独占販売させ、利益を取得した疑惑を持たれていた。第三者委員会の調査では「収益の一部は山根前会長が個人的に収受した可能性がある」と指摘されたが、刑事告訴などには至らなかった。

 今回、日本連盟と指定卸売り事業者との間で決まった販売価格はグローブ1セットが1万8800円、ヘッドギアが1万4000円(ともに税別)とされている。山根会長時代に独占販売の疑惑を持たれていた当該スポーツ用品店の納品書(2015年)には、グローブ2万3300円、ヘッドギア1万8100円(ともに税込み)と明記されており、当時からは大幅に減額されたことになる。

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