谷津嘉章 久々の聖地・後楽園登場に「デビュー戦以上に感激しましたよ」

 「プロレス・ドラディション」(19日、後楽園ホール)

 新日本プロレスや全日本プロレスで活躍し、2010年に一度、引退した谷津嘉章(62)が「記憶にないくらい」という久々の聖地・後楽園ホール登場を果たした。

 ヒロ斉藤(57)とこれも「前座の頃かな。記憶にないくらい」という久しぶりのタッグを結成し、初対決となる新崎人生(51)、新井健一郎(46)組と対戦。新崎にヘッドシザース、新井にデッドリードライブを決め、斉藤とは2人がかりでのショルダーアームブリーカーやブレーンバスターを新井に繰り出した。

 最後は新井を監獄固めで締め上げ、斉藤が必殺のセントーンからの体固めで11分33秒、凱歌を上げた。

 10月はこれが2試合目で、その前は「半年間くらい体調が悪くてやっていなかった」という谷津は「田舎の団体とは訳が違うからね。新人のデビュー戦みたいな感じになった。皆目、自分の体が使えなかった」と反省しきりだったが、口調は楽しそうだ。

 久々の表舞台に「(リングに)上がってしまえばやっぱりプロレスラーだから、デビュー戦以上に感激しましたよ。あとはコンディションを高めていかないと」と笑顔。

 団体を主宰する藤波辰爾(64)に「いい勝負だと思う。向こうの方が動きはいいけど」と張り合い、「シングルをしたい」と、将来的な一騎打ちを願っていた。

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