村田V2戦の地ベガスに出発 「うまく調整できてますし、楽しみ」

 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(20日、ラスベガス)

 2度目の防衛戦に臨む王者・村田諒太(帝拳)が13日、成田空港から決戦の舞台・米ラスベガスへ出発した。「うまく調整できてますし、楽しみ」と元気そう。減量も残り2・5キロで「あっちで切羽詰まって落とさなきゃいけないという状況ではない」と順調をアピールした。

 アマチュア時代から海外経験が豊富で、ラスベガスでの試合も3度目とあって落ち着いたもの。「(今までとの)違いはスーツケースにベルトを入れるためのスペースを作るのに手間取ったことぐらい」と笑う。

 前日は家族と外食に出たが、体調を崩している長男の晴道君に「家にいろ。ご飯を食べに行ってる場合じゃない」と諭すと、「このまま帰ったらパパと食べられないから嫌だ」と泣かれたという。「しっかりそういう時間を取ってあげたい。家族サービスしないと。それがモチベーションです」。帰国後に2度の国内旅行を予定しているという。指名試合という王者の責務を果たして、父の責務も果たす。

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