三冠王者ゼウス、前哨戦で宮原粉砕!「オレが全日本の歴史を作る」

 「プロレス・全日本」(10日、後楽園ホール)

 10月21日の横浜文化体育館大会で宮原健斗を相手に2度目の防衛戦を行う三冠ヘビー級王者ゼウスが6度目の前哨戦で初めて宮原をフォールして勝利した。

 ゼウスは火野裕士と組み、ヨシタツと組んだ宮原と対戦し、2人は激しい場外乱闘など、本番さながらの熱い攻防を展開。最後は2人の一騎打ち状態となり、ゼウスが宮原のフィニッシュ技シャットダウンスープレックスを力ずくでふりほどき、ラリアット、ジャックハマーをたたみ掛けて完璧な3カウントを奪った。

 試合後、ゼウスはリング上で引き上げる宮原を呼び止め、「今日は得意のイキることもできんのか。10月21日、もっともっと楽しい祭りをしようぜ」と余裕の挑発。「今年一番の大祭りにするぞ。ゼウス対健斗は今の全日本プロレスの最高の黄金カードや。このオレが全日本プロレスの歴史をどんどん作って行く」と、ファンに向かって豪語した。

 インタビューでは、6度目の前哨戦で初めて宮原から直接フォールを奪ったことに、「今日狙っていて、後楽園という場所で健斗から勝たんとね。次のタイトルマッチへの勢いをつけたかったんで」と満足顔。「本当にすばらしい相手なんで、取ったとき以上の気持ち、全身全霊で、挑む気持ちで必ず勝ちを取ります」と闘志をみなぎらせた。

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