大砂嵐 デビュー戦でサップに判定負け 背中向けて逃げる醜態も「リベンジしたい」

 「総合格闘技・RIZIN」(30日、さいたまスーパーアリーナ)

 大相撲の元幕内大砂嵐(26)が総合格闘技デビュー戦でボブ・サップ(45)に0-3の判定で敗れた。

 大相撲の先輩、元横綱曙を2度破ったサップに対し、いきなりパンチの猛ラッシュを仕掛けて顔面から出血させたが、その後はにらみ合って1回を終える。2回にはすくい投げでテークダウンするが、サップに上に乗られ防戦一方。ゴングに救われたが、しばらく立ち上がれないほどのスタミナ切れに陥る。

 最終3回には運動量が大幅に落ち、サップの連打に背中を向けて逃げる醜態を見せ、お互い棒立ちでにらみ合うなど消極的な戦いを続けて試合終了。大砂嵐は当然のようにスタミナを課題に挙げ、「大みそか、リベンジしたい。もっと練習、勉強すれば勝てます」と再戦を熱望した。

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