ボクシング、京口がTKO勝ち 世界2階級制覇へ転級

 国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王座を返上した京口紘人(ワタナベ)が25日、東京・後楽園ホールでライトフライ級10回戦に臨み、チボ・モナベザ(インドネシア)を4回TKOで下し、世界2階級制覇へ向けた転級初戦を飾った。

 24歳の京口は無敗の世界ランカーから、3回にカウンターの左フックで最初のダウンを奪った。4回にも左で2度目のダウン。最後は豪快な左アッパーで倒してレフェリーが試合を止めた。

 京口は「コンパクトなパンチで倒せて自信になった。減量のしんどさが少しは楽になった。ライトフライ級でも世界のベルトを巻く」と満足そうに話した。

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