全日本・三冠王者のゼウス、野村に大苦戦も王道T1回戦突破!「強く育ってうれしい」
「プロレス・全日本」(17日、後楽園ホール)
16人参加のシングルトーナメント「王道トーナメント」1回戦4試合が行われ、三冠ヘビー級王者初の優勝を狙うゼウスが24歳の野村を破って2回戦に進出した。
ゼウスは野村のコーナーへのデスバレーボム、フロッグスプラッシュなど若さあふれる攻め大苦戦。それでも、場内に大“野村コール”が響く中、最後はバイセップスエクスプロージョンをたたき込み、ジャックハマーで粘る野村を仕留めた。
試合後は「彼が練習生の頃からきつい練習に耐えて頑張っているのを見てきたので、ものすごく強く育ってうれしい」と、野村の成長を我が事のように喜んだゼウス。2回戦の諏訪魔戦へ向けて「強烈ですね。諏訪間さん相手にどれだけいい試合ができるかが、三冠王者として進化が問われるところじゃないですか」と気持を引き締めた。
また、その他の3試合は火野裕士がボディガーに、真霜拳號が石川修司に、ジェイク・リーが秋山準にそれぞれ勝利して2回戦へ進んだ。