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【一問一答】井岡、米国で復帰星「自分の強さを証明するために来たので」

激闘の復帰戦を振り返る井岡(撮影・小林信行)
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 「ボクシング・WBCシルバー・スーパーフライ級タイトルマッチ」(8日、イングルウッド)

 元世界3階級制覇王者の井岡一翔(29)=SANKYO=が8日(日本時間9日)に米カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催された興行「スーパーフライ3」で復帰戦に臨み、3回にダウンを奪うなど3-0(97-92×2、99-90)の判定で、王者マクウィリアムズ・アローヨ(32)=プエルトリコ=に完勝した。以下、試合後の井岡の一問一答。

  ◇  ◇

 -試合を終えた感想は。

 「率直にうれしいです」

 -初めての米国のリングはどうだった。

 「この場所でできる幸せを感じながら、また、その中で準備もしてきたいんで、楽しみながらという気持ちをもってリングに上がりましたけど、それなりに、約1年半のブランクがあって、若干試合やりながら、試合っていうのは違うなというのと、また新たなこの、さらにすごいステージでやってるというのをやりながらすごい感じて、なんかちょっと自分自身、必死な感じになりましたけど。終わってからもっとできたのに、っていう気持ちの方が強かったですね。でも、結果残せてよかったというのと、あとはもっとできたなっていうのと、いろんな複雑な気持ちです」

 -3回に右ストレートでダウンを奪った。

 「理想はあのパンチが入ってダウンを取ってまとめたかったですけど、ゴングも鳴っちゃったんで。そこは相手もまだ全然意識もしっかりしてましたし、逆にあのダウンで相手も危機感もって盛り返してきたので、ほんと厳しい試合になりました」

 -判定の瞬間はどんな気持ちが込み上げてきたか。

 「この試合に出る思いっていうのは相当な気持ちがあって、結果にこだわってやってきたので。やっぱ特別なというか、特別うれしかったです」

 -唯一無二の存在になりたいと言ってきたが、今後は。

 「それは、僕だけが決めることじゃないんで。僕は自分の、僕がやりたいように、自分のスタイルを貫いてやっていくだけですけど。それが少しでも僕を信じてくれてる人や応援してくれてる人、サポートしてくれてる人に誇りに思ってもらえるような、応援して僕と関わって誇りに思ってもらえるような存在になりたいと思う。今回アメリカで井岡一翔と言う存在を少しでも証明できたのでよかったなと思います」

 -スーパーフライ級にはシーサケット、ロマゴンといった強豪がいる。

 「強い選手とやりたいというのは、アメリカに来たからではなく、日本からやってる時からそうでしたし。今回、アメリカに来て、さらにトップ選手とやるために来たし。イコールそれは自分の強さを証明するために来たので。そのスタートラインにやっと立てたので、スーパーフライ級戦線で自分が中心選手となって、そういう選手に勝っていけるようにしたい」

 -もうちょっとやれた、というのはどういう部分。

 「ディフェンスもそうですし。余裕がなかったというか、攻撃もディフェンスも、なんか分かれ目の時にいっぱいいっぱいになっちゃいましたね。向こうはそれなりに経験もありますし、テクニックもあったんで」

 -相手のパンチ力は?

 「ありました。自分でもこんなに顔が腫れてびっくりしましたけど。一つのテクニックとして、当ててくるところとか、狙ってきてるの分かってましたけど、目とか」

 -アローヨは試合後、自分が打ったパンチと同じパンチを正確に返してくると話していた。

 「相手のコメントというより、勝ったということがすべてなんで。ほんと、チームでアローヨ戦でやってきたことが出せたから勝てたんであって、それを彼も感じてるんだと思います」

 -パワー、スピードの進化を実感できた。

 「やりながらっていうのは難しかった。いっぱい、いっぱいやった。常に考えて、余裕持ってやらなあかんことを遂行しようと思っているのにいっぱいいっぱいやったんで、もっと客観的に、ここがいい、あそこがいいっていうふうには思えなかったけど、結果につながったから。実際、この階級でも通用するっていうのは証明できたと思う。あとは見てる人がどう感じたかじゃないですか」

 -スーパーフライでやっていく自信は。

 「それは今日勝ったから、スタートラインに立てたし。自信っていうより、もっと出来る自分が終わってみているな、と思ったってことは、もっと成長できるっていうことだと思います」

 -最初からアグレッシブだった。

 「結構、夢中やったから、分からんかった」

 -様子見るとか、そういうことは?

 「それはせんとこうと思った。それしたらペース握られるし、ブランクがあるから最初は、1ラウンドは様子見ながらやろうとか、そんな気持ちはなかった」

 -試合勘は?

 「それは大丈夫。最初、大丈夫やったけど、なんかやっぱり、動きがどうというより、やっぱ頭ですね。余裕がなかった。僕は頭で考えて、常に体で余裕を持ってやってるけど」

 -(米メディア)復帰前との違いは。

 「さらに強くなったと思う」

 -積極的に行ったのは、アメリカのファンを考えてのこと。

 「まずは、戦略として行くのと、あとは気持ちで負けたくないというのと、色んな思いが、重なって前に出た。後は受け身になりたくなかった」

 -お父さんが見に来ていた。

 「今、出来る親孝行っていうのは、こういうことだと思うので、僕がこの新たな環境で活躍することが、多分、両親を喜ばせることだと思うので、僕も成長したとこを息子として見せれたんじゃないかなって思います」

 -お父さんの声は聞こえた?

 「めちゃ、聞こえましたよ。あんなけリングサイドから応援してくれてたら、そりゃ、聞こえますよ。僕のボクシングのベースを分かってるんで、サラスさんと僕がやってきたことを理解してると思うから、それを多分、お父さんなりにしっかり考えて言ってきているんで、ちゃんと聞こうと…」

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