棚橋、G1カミカミ事件の真相告白 心くん、真壁にも滑舌突っ込まれる

棚橋弘至(下)に肩車されて登場した寺田心=東京・六本木ヒルズアリーナ
3枚

 新日本プロレス“100年に1人の逸材”棚橋弘至(40)が15日、都内で行われた主演映画「パパはわるものチャンピオン」(9月21日公開)のトークイベントに登場し、リング上でかんだ場面について語った。

 新日本の夏の大イベント「G1クライマックス」で12日に見事優勝を飾った棚橋は、この日が大会終了後初の公の場。優勝決定戦に進出するための大一番、10日に行われたオカダ・カズチカ戦終了後の“事件”について初告白した。

 オカダとフルタイムの激闘をドローで終え、辛うじて優勝決定戦進出を決めた棚橋。リング上でのインタビューで「一言だけ。ちょっくら優勝してきます」とかっこよく決めたが、実はこの「一言だけ」は何度も言い直ししたコメントだったのだ。「『一言だけ』でちょっとかんでしまって。でもそのままいけるかなと思ってたら、客席から『かんだぞ』と言われたので、もう1回言ったら盛大にかみました」と苦笑いで振り返った。

 過去にはコーヒーショップで「ホットコーヒーをトールで」がうまく伝わらなかったこともある棚橋。初主演とあって、映画の撮影前には滑舌をよくするトレーニングもみっちりと積んでいたという。この日は壇上で、滑舌トレーニングの定番・歌舞伎の「外郎売(ういろううり)」の口上も披露したが、共演の真壁刀義(45)から「よく覚えてるなと思ったけど、滑舌はあんまり良くないね」と突っ込まれガックリ。さらに息子役を演じた子役の寺田心(10)からも「パパがかんで“もう1回”というのが、言いにくいけどありましたね」と暴露され、見事にKOされた。

 映画はひざを痛めて悪役レスラー・ゴキブリマスクに転身した父・大村孝志(棚橋)と息子・祥太(寺田)の心の交流を描いた作品。棚橋は「きょうのイベントかんでしまいましたが、映画の中ではかんでないので安心してください。会場のみなさん愛してま~す!」と最後は主役らしく決めて、ファンを喜ばせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス