村田陣営、最悪WBA王座剥奪も辞さず 興行権の入札結果を拒否

 WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)の次戦について、所属ジムの本田明彦会長はWBAの興行権の入札結果に従わず、10月20日に米ネバダ州ラスベガスで開催する方針を改めて示した。14日、都内で取材に答えた。

 WBAは13日、村田の次戦の興行権を同級2位のロブ・ブラント(米国)のプロモーターが落札したと発表。10月27日にニューヨークなど米国内での試合開催を提案している。帝拳は応札しておらず、本田会長は「了承を受けていた話と違う」として拒否する構えを示した。

 村田陣営は9月15日に対戦する世界主要2団体のタイトルを持つゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と元世界王者のサウル・アルバレス(メキシコ)の勝者との試合を今後の目標に定めており、次戦は目標実現のためにも世界的に評価の高い相手との対戦を希望している。

 王座剥奪の可能性もあるが、本田会長は「目標をかなえることが優先。防衛を重ねるためにやっているわけではない」と話した。

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