新日本G1・飯伏がオメガに激勝で初の決勝進出!棚橋戦へ闘志「明日こそ神を超えるとき」

コーナーポスト上段からケニー・オメガ(下)を攻める飯伏幸太=日本武道館
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 「プロレス・新日本」(11日、日本武道館)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」のBブロック最後の公式戦が行われ、飯伏幸太が初の優勝決定戦(12日、日本武道館)に進出を決め、Aブロック代表の棚橋弘至と対戦することになった。この日、飯伏はケニー・オメガに勝利し、飯伏、オメガ、内藤哲也、ザック・セイバーJr.が勝ち点12でトップに並んだが、直接対決で他の3選手全員に勝利した飯伏がBブロック代表となった。

 タッグチーム「ゴールデンラヴァーズ」の盟友対決は12年8月のDDT日本武道館大会以来6年ぶり3度目、新日本では初で、過去は飯伏の2勝。驚異的な身体能力を誇る両者は華麗で過激な技が飛び交わせた。飯伏がムーンサルト式のダブルニードロップをオメガの胸板に鋭角に突き刺す戦慄の場面もあった大激闘は最後、飯伏がコーナーで宙づりになったオメガを雪崩式ダブルフットスタンプで踏みつけ、雪崩式タイガードライバーからカミゴェをたたみ掛けて終止符を打った。

 リング上での飯伏は「明日、オレが優勝します」と初Vを宣言。オメガとともに受けたインタビューでは、戦いの激しさを物語るように「試合の記憶がない。入場して、天井を見て、その次は終わった」と振り返ったが、初の優勝決定戦進出には「それは本当にうれしい。どうやってケニーを倒したか分からないままで、実感がわかない部分があるんですけど」と喜んだ。

 決戦の相手は「神」とあがめる棚橋。「明日こそ神を超えるときなのかな、と思います」と気持ちを引き締めた。

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