オメガ、内藤との死闘制して酷評「進化していない。みんな飽きてる」
「プロレス・新日本」(15日、東京・大田区総合体育館)
真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」のBブロックが開幕し、公式戦5試合が行われた。IWGPヘビー級王者ケニー・オメガは前回優勝の内藤哲也を破り、白星発進を決めた。
初戦で実現した昨年の優勝決定戦と同じ対戦は壮絶な死闘に発展。オメガの場外フェンスを飛び越えるプランチャ、内藤の雪崩式フランケンシュタイナーなど捨て身の大技が次々と飛び出す。終盤、内藤が必殺のデスティーノを何度も試みたがオメガは驚異的なパワーと反応で阻止。最後もデスティーノを脳天くい打ちで切り返し、片翼の天使で葬り去った。
昨年の対戦で敗れたオメガは「去年、お前には直接言えなかった。だから今、G1優勝おめでとうございます。そのまま(IWGPヘビー級王座の)ベルトを取れなくて残念ですね。進化していないのが残念ですね」と、日本語で内藤に痛烈な皮肉を浴びせ、「頑張ればこの会社の3番手ぐらいにはなれると思います。私とイブタン(飯伏幸太)の下ですね」と上から目線のメッセージを送った。
インタビューでも「この団体のトップはこのオレ様です。飯伏さんは2番か(トップ)タイ。内藤さんは、3年前から偉そうなキャラクターをやってましたね。みんな飽きちゃってる。目を覚ましてください。毎日見るからさ。もしかしたら、クビになって欲しい、可能性もありますね」と日本語で内藤を酷評した。