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王者・山中、腰の低さで挑戦者驚かせる 挑発にも笑顔で応戦

自ら挑戦者のサルダールに握手を求める王者、山中竜也=神戸市内
調印式後に笑顔で写真撮影に応じる山中竜也(左)とサルダール
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 ボクシングのWBO世界ミニマム級王者、山中竜也(23)=真正=の2度目の防衛戦(13日・神戸市立中央体育館)の調印式が11日、神戸市内で行われた。挑戦者の同級3位、ビック・サルダール(27)=フィリピン=とともに記者会見に臨んだ山中は「しっかり練習してきた。あとは勝つだけです」と必勝を誓った。

 温厚な王者とフレンドリーな挑戦者。初対面から和やかなムードを醸し出していた両陣営だが、大一番を2日後に控えて緊張感は徐々に高まってきた。サルダール陣営のロンタル・マネジャーは「今月はマニー・パッキャオなどフィリピン人5人が世界戦を行う。フィリピンにとって大切な時だ」と言い、自分たちが先陣を切ることをアピール。「勝って(山中に)再戦のチャンスを与えたい」と、早くも勝利後のプランをぶち上げた。

 それに対して山中は、怒る様子もなく「しっかり1回で勝ちたいと思う」と笑顔で応戦。写真撮影では自らお辞儀をして両手で握手を求める腰の低さで、サルダールを驚かせた。

 ウエートはリミット(47・6キロ)まであと200グラムで減量は順調だ。初防衛から節制してはいたが、祝勝会や筋力がついたこともあってピーク時には60キロを超えた。この1カ月で「ボクシングをやって初めて」という8キロの減量を経験。選手の体重超過は問題となっているだけに「これだけ立て続けにあると人ごとじゃない。怖さはありました」と明かした。

 とはいえ、この日は顔色もよく元気いっぱい。6人きょうだいを女手一つで育ててくれた母・理恵さんお手製の減量食で、体調はよさそうだった。

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