ジェリコがビデオでIC王座挑戦要求「バカな日本人にはもったいない」内藤は受諾

 トーア・ヘナーレ(左)にキックを見舞う内藤哲也
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 「プロレス・新日本」(22日、後楽園ホール)

 IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也がWWEの大物クリス・ジェリコの挑戦要求を受諾した。

 この日は自身が率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバー、BUSHIと組んで、トーア・ヘナーレ、タイガーマスク組と対戦し、自らデスティーノでヘナーレを料理。だが、試合後、場内が暗転し、ビジョンに1月5日の後楽園大会で内藤を襲撃し、6日の福岡大会でも襲撃して大流血に追い込んでインターコンチネンタル王座挑戦をアピールしたジェリコの映像が映し出された。

 ジェリコは映像で「お前をたたきつぶして、インターコンチネンタル王座を奪ってやる。ベルトは必要ないんだろ?オレはトランキーロ(スペイン語で焦んなよの意味)ではいられない。6月9日、ドミニオン(大阪城ホール大会)で、オレのヤバさをお前に教えてやる。ロス・インゴベルバブレス・デ・ハポンなどクズの集まりだ。オレが10度目のインターコンチネンタル王座に輝く。おかげでお前も晴れて有名人だ。オレのおかげで名前が売れただろ。そして、ドミニオンでオレにつぶされて、もっと有名になるぞ。インターコンチネンタル王座のベルトをオレによこせ。バカな日本人にはもったいない。ベルトの価値を高めてやるぜ」などと口汚いメッセージで内藤に挑戦し、WWEのインターコンチネンタル王座と合わせて10度目の戴冠することをアピールした。

 これを小ばかにするようにリング上で寝そべりながら聞いた内藤は「暗転するもんだからさ、てっきり襲撃しに来るもんだと思ったぜ。でも、こんなちっぽけなメッセージを送ってくる方も送ってくる方だけど、流す方も流す方なんじゃないの。今はジュニアの祭典、ベスト・オブ・ザスーパー・ジュニアのまっただ中だぜ。クリスジェリコ、そして、このVTRを流した新日本プロレス、こんな時こそまさにトランキーロ、あせんなよ」と、余裕の対応を見せた。

 さらにインタビューでは、「今日のメッセージを聞いて安心したことは、彼がインターコンチネンタル王座にちょっとでも興味があるってことかな。だって、1月5日、襲撃に来たとき、オレ、前日、オカダに東京ドームで敗れてるからね。IWGPヘビー級王座を取り損ねたオレにカレは襲撃して来たんだよ。丸腰のオレに来たんだよ。それぐらいカレの目に、オレは輝いて見えたんでしょう。なので、一番の目的は内藤哲也なんだろうと。タイトルマッチにする必要ないじゃんと思っていたけど、彼の口からインターコンチネンタル王座がなんたらかんたらって出てきたんでね、タイトルマッチにする意味というか、行う意味があるんだなと。彼が欲しいっていうんだから、かけようよ。意味あるからね」と、挑戦を受諾することを明言した。

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