不覚の敗北を喫したINNOVATION王者・門田、防衛戦でリベンジ宣言

 キックボクシング団体「JAPAN KICKBOXING INNOVATION」の大会「Champions Carnival 2018」(13日・ディファ有明)のセミファイナル、INNOVATIONウエルター級タイトルマッチで激突する王者・門田哲博(32=武勇会)と挑戦者で3位の太聖(22=岡山ジム)が11日、意気込みを語った。

 両雄は3月25日にノンタイトル戦で顔を合わせ、大方の予想をくつがえして当時9位だった太聖が肘で門田をカットし2回TKO勝ち。即座にタイトル挑戦を要求した。

 雪辱を期す門田は前戦を「すぐにでも取り戻したい試合」といい、優勢に進めながら逆転負けを喫したことを「気持ちが入りすぎて空回ってしまったかもしれません。練習や減量の疲れも抜けきっていない感じで緩んでいました」と反省。「死に物狂いで、何が何でも勝ちに行く」と、リベンジを宣言した。

 また、ディファ有明は今夏までの閉館が決まっており、INNOVATIONは今回が最終興行。「タイトルを取った場所でもあり思い入れのあるリング。最後に王座を防衛してみせます!」と誓った。

 太聖は「今回の挑戦でベルトを巻ければ、岡山ジム最短記録になるので狙っていきます!」と戴冠宣言。門田については「圧力がすごかった。9戦しかしていませんがダントツで一番。ミドルキックの射程距離も長いし、首相撲はしつこくて強い」と振り返った。

 得意技の「クワガタパンチ」は「ウエルター級にしては背が低い(171センチ)ので、フックを打つのに手首を内側にひねって打ち抜くのが行き過ぎてクワガタの角みたいになって」というもの。

 とはいえ「あくまで武器はハート」と言い切り、タイトル戦の展開を「倒す!か斬る!しかありません」と予告していた。

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