村田諒太、初防衛戦 平均視聴率は14・7% 中継のフジテレビ関係者「良い数字」

 日本選手初のミドル級世界王座防衛に成功したボクシングのWBA世界同級王者・村田諒太(32)=帝拳=が激闘から一夜明けた16日、東京都新宿区の帝拳ジムで会見した。同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=を8回TKOで沈め、「ほっとしているというよりも、疲れているなという感じです」と王者の証しであるベルトとともに、穏やかな笑みを浮かべた。

 フジテレビで中継された試合は、関東地区で平均視聴率14・7%(ビデオリサーチ調べ)、瞬間最高は午後9時45分の17・0%だった。昨年の同局最高視聴率を記録したアッサン・エンダム(フランス)との第2戦(10月22日)の平均20・5%には及ばなかったが、今回も高数値をマークした。同局関係者は「良い数字です」と、各局が強力な番組をそろえる時間帯での奮闘を評価した。同局のスポーツ番組としては今年最も高い視聴率となった。

 セミファイナルで行われたWBC世界フライ級タイトルマッチの平均視聴率は10・5%で、瞬間最高は12・7%だった。試合では、計量失格で王座剥奪となった前王者の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が同級2位のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)に9回TKO負けした。

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