村田、戦いたい相手は「ゴロフキン」あるぞ今冬、東京Dでドリームマッチ

8回TKOでタイトルを防衛しガッツポーズの村田諒太(撮影・西岡正)
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 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(15日、横浜アリーナ)

 ダブル世界戦のメインイベントでWBA世界ミドル級タイトルマッチが開催され、王者の村田諒太(32)=帝拳=が8回TKOで同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=を下し、昨年10月に獲得した王座の初防衛に成功した。日本選手がミドル級世界王座を防衛するのは今回が初めて。

 昨年10月の世界王座を奪取した時のリング上では村田は涙を見せ「泣いてません」と強がったが、試合翌日に涙を流したことを認めた。今回も「泣いてませんよね」と問われると「見れば分かるじゃないですか」と満面の笑みを浮かべた。

 今後、戦いたい相手について問われると「戦いたい相手はゴロフキン」ときっぱり。WBAスーパー・WBC・IBF統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのドリームマッチへの野望を力強く宣言。その上で「今のままでは勝てる気がしないので、しっかり強くなりたい」と現実を見据えることも忘れなかった。

 村田が契約する米興行大手トップランク社のボブ・アラムCEOが今回の試合に向けて来日。13日に行われた調印式において、今冬に東京ドームで村田とゴロフキンとの統一戦を開催する構想をぶち上げた。クリアしなければならないハードルは高いが、ゴロフキン戦も夢物語ではない。

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