シュートボクシング王者・深田 1年7カ月ぶりの大阪凱旋「倒して決める」

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING OSAKA 2018“ALPINISME”vol.1」(18日、大阪・旭区民センター)のメインイベントでキム・ヨオユップ(韓国)を迎撃するSB日本フェザー級王者・深田一樹(龍生塾ファントム道場)が13日、1年7カ月ぶりの地元凱旋に向けて意気込みを語った。

 2016年8月の王座決定戦で元貴と7Rにわたる死闘を繰り広げて以来の大阪とあって、深田は「気合は入ってます」ときっぱり。「所属ジムのある大阪での試合なので気持ち的にも違いますし、メインをやらせてもらいます。僕がコケたら今回の大会が締まらないので、成功するかどうかは僕に全てがかかっているのかな」と、責任を感じている。

 キムは18歳で22戦16勝(11KO)6敗の戦績。情報は全くないというが、「その時になって考えて戦おうと思っています。逆に自分の応用力を見せるチャンスかなと」と前向きだ。初の韓国人との対戦には「強い選手が多く、日本でも活躍している選手がいるのでちょっと警戒しています。日本人とは違うフィジカル、気持ちの強さ、スタミナがありますよね」と警戒を怠らない。

 元貴戦では延長2回までもつれ込んだだけに「次は7Rとか延長戦に行くことなくビシッと倒して決めたい」「チャンピオンとしての強さを見せ付けて倒して勝ちたい」「盛り上げて倒して勝つ」と、KO宣言が何度も口を突いた。

 今年2月にはSB日本Sフェザー級王者でシーザー武志・SB協会会長の息子でもある村田聖明に延長判定負けし「自分の極めの弱さ、最後は相手のパワーと気持ちに負けてしまったかなと」「ヒジにこだわり過ぎていつもの戦い方が出来ていなかったのかな。どんなルールでも自分のスタイルを持って試合に臨まないといけないな」と反省。

 「シーザー会長の息子であり、チャンピオンという立場なので相当プレッシャーがかかっているのではないでしょうか。絶対に勝つという気持ちが伝わってきました」と振り返りつつ、2階級制覇について「一度こけてしまいましたが、もう一回狙えるようにまたこつこつやっていきたい」「上の階級のチャンピオンを目指してまた1からやりたい」と、執念を見せていた。

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