スターダム・岩谷が復活のデビュー7周年星 中野は大江戸隊追放
「プロレス・スターダム」(21日、後楽園ホール)
スターダムの旗揚げ7周年記念大会は左肘脱きゅうで昨年9月から長期休場していた岩谷麻優が、4カ月ぶりの再起戦でレイチェル・エラリングを二段式ドラゴンスープレックスで撃破。自らのデビュー7周年を復帰白星で祝った岩谷は「試合ができたことがうれしく楽しかった」と復活をアピールした。
WOH(米ROHの女子ブランド)の初代王座決定トーナメントへ向けても「世界の麻優を目指したい」と、戴冠へ意欲を見せた。
クイーンズ・クエスト(QQ)と大江戸隊の5対5対抗戦は、渡辺桃が中野たむをダイビング蒼魔刀で倒してQQに凱歌。紫雷イオが花月の毒霧を浴びて敗退。バイパーも時間切れで花月と心中する波乱の中でQQを守った桃は、リーダーのイオにワンダー王座への挑戦を表明。「高校卒業(3月1日卒業式)までにベルトを巻きたい」と、シングル初戴冠の野望を口にした。
3カ月ぶりの復帰戦で5番目の敗者となった中野は「ユニット強制脱退」のルールで大江戸隊を追放されることになり、リーダーの花月から「自由に活動しろ」と宣告された。孤立した中野にはイオがQQに勧誘。岩谷も「正規軍に入って一からやり直そう」と、手を差し伸べた。