村田諒太が沖縄合宿出発 4月V1戦への「ベース作り」

 ボクシングの帝拳ジムに所属するWBA世界ミドル級王者の村田諒太(31)、IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一(29)、元世界2階級制覇王者の粟生隆寛(33)が10日、沖縄合宿出発前に羽田空港で報道陣の取材に応じた。

 合宿は走り込みが中心で、村田は「4月に試合(初防衛戦)と言われているので、それに向けてのベース作り」と説明。年末年始はイベントやあいさつ回りで多忙だったこともあり、「トレーニングに集中できる環境がなかったので、ありがたい機会。めずらしくキャンプが楽しみです」と意欲十分だった。

 また、合宿中の12日には32歳の誕生日を迎えることを聞かれると、尾川と粟生の顔を見ながら「このメンバーで祝うんか…」と苦笑。それでも、「32歳と考えると、現役でいれる時間もそこまで長いものではない。1日1日、1戦1戦を大事にしないといけない」と表情を引き締めた。

 尾川も昨年12月11日に米国で王座を奪取してからは、「家でご飯を食べたのは一日もない」ほどに多忙だったという。「ジムワークは1月2日から始めて、それまでは何もしてなかったので、いいタイミングで声をかけてもらえた」と合宿参加を歓迎し、「年3回は世界戦をやりたいとは思っているので、そのためには体をちゃんと作らないと」と、1年を戦い抜く体作りをテーマに掲げた。合宿は18日まで行う予定。

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