１０月３１日に引退した元プロレスラーの大仁田厚（６０）が１２日、東京・木場のデイリースポーツを訪れ、引退の報告を行った。

　リングを離れても、テレビ番組やイベントなどに引っ張りだこの大仁田。１１月３日にはレフェリーデビューし、レスラーさながらの大暴れを見せたことなどから早くも復帰が取りざたされているが、再三の問いかけにも「カムバックはあり得ない。プロレスラーで戻ることはない」とかたくなに否定した。

　それでも、「このままバラエティーに出て１０年食えましたって、つまんないじゃないですか。それより面白いことをやった方がいい。このままおじいちゃんのように生きようかなとも思うんだけど、ちょっと向いてねえなと思って」と、悩める胸中を告白。レフェリーデビューの際には「もう一つ、でっかい夢を追いかけます。（来年）４月には結果が出ます」と宣言しており、「もうひと暴れ、ふた暴れしたい」と予告した。