ボクシング新王者、尾川が凱旋 「ベルトを取った安心感」

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフェザー級新王者となった29歳の尾川堅一(帝拳)が12日、米国から凱旋帰国した羽田空港で取材に応じ「ベルトを取った安心感が強い。これでクリスマスと来年の正月を気分よく迎えられる」と満面の笑みで語った。到着ロビーにはチャンピオンベルトを腰に巻いて登場し、喜びを表した。

 9日に敵地の米ネバダ州ラスベガスで行われた王座決定戦を2-1の判定で制した。日本選手が本場米国で世界王座に就くのは三原正以来、36年ぶりの快挙だ。

 新スターは「これでスタートラインに立った。自信をたくさんつけて来年はもっと強くなりたい」と意欲十分に語った。

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