久高が優勢点で日本王座挑戦者に決定 負傷引き分けで、後味の悪さも

 「ボクシング・日本スーパーフライ級最強挑戦者決定戦」(11日、後楽園ホール)

 同級1位の翁長吾央(大橋)対同級2位の久高寛之(仲里)の8回戦は3ラウンド2分13秒負傷引き分けだった。挑戦者決定戦のため、3人のジャッジの優勢点により3-0で久高が、メインイベントで2度目の防衛に成功した船井龍一(ワタナベ)の挑戦者に決まった。

 1回から互いに攻撃的なスタイル。久高の速い右と翁長のキレのあるボディーを打ち合う。だが、偶然のバッティングで翁長が頭部を負傷し流血。2回にも互いの頭がぶつかり翁長は左目上を切り、久高の頭部も出血した。そして3回、またしても偶然のバッティングで頭を切った翁長は体をくの字に曲げた。ドクターチェックの末、レフェリーが試合続行不能と判断した。注目の一戦は後味の悪い結末を迎えた。

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