田口 一翔以来2人目の日本人統一王者になる!大みそか世界戦発表

 「ボクシング・ダブル世界戦」(12月31日、大田区総合体育館)

 ボクシングのワタナベジムは17日、都内で、同ジム所属の世界王者2人が12月31日に東京・大田区総合体育館でダブル世界戦を行うと発表した。メインはWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30)が、IBF世界同級王者のミラン・メリンド(29)=フィリピン=と団体王座統一戦を行う。また、IBF世界ミニマム級王者の京口紘人(23)は、指名挑戦者で同級3位のカルロス・ブイトラゴ(25)=ニカラグア=との初防衛戦に挑む。試合はTBS系で全国生中継される。

 田口の7度目の防衛戦は念願の統一戦となった。相手は、5月に暫定王者として正規王者の八重樫東(大橋)から3度のダウンを奪い衝撃の1回TKO勝ちで王座を統一したメリンドだ。「攻撃も防御も一流。モチベーションが上がります」と闘志をみなぎらせた。

 6度の防衛を重ねながら「田口が強いと思っていない人がたくさんいる。強い相手に勝って、評価してもらいたい」と言う。

 メリンドとの統一戦の可能性は1カ月前に知らされ、10月中旬から相手を想定したスパーリングを開始。「突発的に来るパンチには警戒したい。中間距離は向こうに分があるので出入りが大事。遠くからや、近い距離で攻めたい」と話した。

 勝てば12年の井岡一翔(井岡)以来の日本人統一王者となる。田口は「激闘して、できればKOで勝ちたい。勝ち続ければ田中君ともやれると思う」と、白紙となったWBO世界同級王者・田中恒成(畑中)との統一戦も望む。田口が絶対王者を目指す。

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