大仁田物まねで電流爆破風マッチ 太仁田ブ厚「こんな幸せ…」

 「プロレス・大仁田厚ファイナル」(31日、後楽園ホール)

 第1試合で、大仁田厚に憧れ、大仁田を追い続けてきた男がリングに立った。アマチュアのリングや学生プロレスで、大仁田の物まねでコミカルなプロレスをする太仁田ブ厚(ふとにた・ぶあつし)が出場し、パンダの衣装のパンディータと対戦。試合は敗れたが大仁田への熱い思いを語った。

 「後楽園ホールで電流爆破(風)!?」と題して行われた第1試合は、電流爆破なし、用意されたバットも電流爆破バット風の完全安全マッチ。クリスマスパーティーで用いるような飾りが巻き付けられたロープに選手が接触すると、効果音とリアクションだけで電流爆破を表現した。

 最後は電流爆破バット風のスイッチ(当然ない)を入れた後でパンディータを葬ろうとした太仁田が、逆にバットを見舞われ、けたたましい爆破音とともに力尽きた。

 太仁田は「あの大仁田厚というカリスマが夢をかなえてくれた。引退試合の第1試合。こんな幸せ、信者としてこのうえないじゃろ。そうじゃろ!夢を!希望を!チャンスを!…ありがとうございました」と感無量の面持ち。「この先なにがあろうと、大仁田さんが、大将がどんなことをしようと、我らが魂は大仁田厚とともにあり!」と絶叫し締めくくった。

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