飯伏、東京初前哨戦でIC王者・棚橋撃破「完全に上向き」

 「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)

 11月5日のエディオンアリーナ大阪大会でIWGPインターコンチネンタル王者の棚橋弘至に挑戦する飯伏幸太が、6人タッグの前哨戦で勝利し、同王座初戴冠へ上り調子にあることをアピールした。

 飯伏はデビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソンと組み、北村克哉、真壁刀義、棚橋組と激突。今シリーズ5戦目で初の東京での大会とあって、飯伏と棚橋は激しくやりあった。

 棚橋がフライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップなどを繰り出せば、飯伏もフランケンシュタイナー、その場飛びムーンサルトなどで反撃。さらにエルボー合戦から飯伏が強烈なミドルキックを連打すると、棚橋も負けじと蹴り足を捕らえてドラゴンスクリューで返す。終盤は6人が入り乱れる展開となったが、最後はロビンソンが北村を捕らえてパルプフリクションで粉砕。飯伏と棚橋はリング上で額がつくほどに接近してにらみ合った。

 飯伏はインタビューで「この巡業初の東京ですから、自分の気持ちも上がりましたし、東京で棚橋さんと試合をしたことが自分のテンションにつながったのかな」と満足顔。だが、21日の千葉・東金大会で棚橋が「飯伏がもったいない。年下のオカダがIWGPのベルトを何度も巻き、同い年の内藤がムーブメントを起こしている。飯伏は今何をしているんだ」などと話していたことについて問われると、「今、自分はこうしているとしか言えないというか、これが現状。これがダメなんだったらダメだし」と困惑の表情を浮かべた。

 それでも「自分の気持ちは完全に上向き。早く試合がしたいですね。早く大阪になってほしい」と、状態に手応えを感じていた。

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