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拳四朗が初防衛成功 序盤の劣勢も元王者ゲバラに2-0判定「ホンマしんどかった」

ラウンドガールに挟まれ笑顔の拳四朗
初防衛でファンの声援に笑顔で応える拳四朗=両国国技館(撮影・出月俊成)
父の寺地永会長とガッツポーズする拳四朗=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
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 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)

 トリプル世界戦のトップバッターとして登場したWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25)=BMB=が2-0の判定で、同級元王者で1位のペドロ・ゲバラ(28)=メキシコ=に競り勝ち、5月に獲得した王座の初防衛に成功した。

 拳四朗は90年代に日本ミドル級、東洋太平洋ライトヘビー級王者として活躍したBMBジム・寺地永会長の次男。名前(本名・寺地拳四朗)の由来でもある漫画「北斗の拳」のテレビアニメ主題歌である「愛をとりもどせ!!」で入場した。

 挑戦者のゲバラは14年12月に八重樫東(大橋)に左ボディーブローで7回KO勝ちして同級王座に就き、15年11月の3度目の防衛戦で木村悠(帝拳)に判定負けで王座を手放した日本でもおなじみの選手。拳四朗は、木村に判定勝ちしたガニガン・ロペス(メキシコ)に5月に挑戦して2-0の判定で、デビュー10戦目で王座を獲得した。

 オーソドックス同士の一戦は初回にゲバラが右クロス、左フックで先制。4回終了時の公開採点では1人が40-36、2人が39-37で挑戦者優位と出た。

 ただ、4回にゲバラはヒッティングで左目上をカットして流血。6回以降、拳四朗が果敢なボディー攻撃も交えて追い上げる。8回終了時は76-76、78-74(ゲバラリード)、77-75(拳四朗リード)と三者三様となった。

 残す4回を打撃戦でも引かずに打ち勝った拳四朗が序盤の劣勢をはね返して王座を守った。スコアは114-114、115-113、116-112。

 初防衛した拳四朗は「試合はホンマしんどかったんですけど、応援のおかげで勝てました。後半(挑戦者が)ボディーが効いてきて倒したかったんですけど、練習不足です」と振り返った。そしてリング上で父の寺地会長に「これからも防衛していくんでよろしくお願いします」と一礼。寺地会長は「次は(前王者ロペスとの)再戦。倒す練習をしていきます」と誓った。

 拳四朗の通算戦績は11戦11勝(5KO)。ゲバラは34戦30勝(17KO)3敗1分け。

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