スターダム・美闘が彩羽と死闘ドローで白いベルトV2!イオが挑戦名乗り

ベルトを防衛した美闘陽子=後楽園ホール
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 「プロレス・スターダム」(17日、東京・後楽園ホール)

 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合が行われ、王者の美闘陽子が彩羽匠の挑戦を30分時間切れ引き分けで退け、2度目の防衛に成功した。

 長与千種が率いるマーベラス所属の彩羽は今月に入って古巣スターダムに2年ぶりに参戦。美闘は11年デビューのスターダム1期生ながら、12年に一度引退して16年に復帰と約4年のブランクがあり、これまで彩羽との一騎打ちはなかった。

 極真空手出身の美闘と長与千種直伝の蹴り技を得意とする彩羽はキック中心の激しい攻防を展開。さらに、美闘は得意のBドライバーを合計3発、彩羽もスワントーンボム、ランニングスリーなどの大技を繰り出したが、両者とも粘りを見せ、最後まで決着はつかなかった。

 試合後、彩羽が美闘の腰に白いチャンピオンベルトを巻くなど、両者は健闘をたたえ合い、再戦を約束。だがそこに、スターダムのエース紫雷イオが現れる。現在無冠のイオは、ワールド・オブ・スターダム王座がトニー・ストーム、ハイスピード王座がマリー・アパッチェと、同団体の3大シングル王座のうち2つが外国人選手の手に渡っていることから、白いベルトが今のスターダムの最高峰にであると位置づけ、「プロレスラーだったら最高峰を目指さないとダメですよね。今の試合ですごく心を動かされました。次の後楽園ホールでぜひ挑戦させてください」と要求した。

 美闘は「私はこの白いベルトを絶対守り続ける。紫雷イオからも絶対3(カウント)は取られない。30分でも戦い抜いてやる。よろしくお願いします」と、その場で受諾。11月19日の後楽園ホール大会で対戦することが決定的となった。

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