六島ジム4王座戦 新婚向井、大学院生坂本ともに「勝つ」

 ボクシングの六島ジムが14日、大阪市内の同ジムで12月3日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で4王座戦を行うことを発表した。東洋太平洋ミドル級王者の太尊康輝(24)のV3戦、同バンタム級王者、マーク・ジョン・ヤップ(28)のV2戦とともに、向井寛史(31)はインタノン・シッチャモアン(タイ)とアジアパシフィック・スーパーフライ級王座決定戦、坂本真宏(26)はクワンタイ・シスモーゼン(タイ)と同フライ級王座決定戦で対戦する。

 今年8月に3歳年下の女性と婚姻届を出したばかりの向井は、同級王座奪回がかかる。「親や後援会の方からベルトを巻いてから式を挙げた方がいいと言われた」と結婚式はお預けとなっており、「(妻からは)絶対獲れよ、はよ養えと言われている」と、負けられない一戦となる。

 また、大阪市大工学研究科に在籍する現役大学院生の坂本は、いったん決まった就職を辞退して今王座戦にかける。1年前に同級王座をかけた決定戦で判定負けした木村翔が、今年7月に敵地で五輪2大会連続金メダリストの王者鄒市明(36)=中国=をKOで下してWBO世界フライ級王座を獲得。「今回王座を獲って(木村に)追いつきたい」と言い、大学院も「奨学金が切れるので稼がないと」と不退転の決意だ。

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