ゴロフキンが引き分け防衛 注目のミドル級世界戦

 【ロサンゼルス共同】ボクシングで注目を集めた世界ミドル級タイトルマッチ12回戦が16日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)など主要3団体の統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が、挑戦者で元世界2階級王者のサウル・アルバレス(メキシコ)と三者三様の判定で引き分け、各世界王座防衛に成功した。

 ゴロフキンは積極的に前に出て中盤に攻勢を仕掛けながら決定打を欠き、プロ38戦目で全勝記録が途絶えた。アルバレスは終盤の強打で反撃したが一歩及ばなかった。

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