田中恒成「すごいボクシングをしたい」V2達成ならば田口との統一戦も
「ボクシング・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(13日、エディオンアリーナ大阪)
ダブル世界戦の調印式、公式計量が12日、大阪市浪速区のホテルで行われ、出場4選手は計量を一発クリアした。セミファイナルに登場するWBO世界ライトフライ級王者・田中恒成(22)=畑中=はリミットの48・9キロ、同級13位のパランポン・CPフレッシュマート(32)=タイ=は200グラムアンダーの48・7キロだった。
2度目の防衛戦に臨む田中は「すごいボクシングをしたい。一番はスピードを見てほしい。節目の10戦目。スピード、テクニック、パワー、今まで練習してきたボクシングを一回まとめて出したい」と自信満々に言い切った。この試合をクリアすればWBA世界同級王者・田口良一(ワタナベ)との王座統一戦に大きく近づく。計量後は、毎試合恒例のサムゲタンを名古屋から届けさせ、体力回復に励む。
世界初挑戦のパランポンは「緊張もしていない。試合を楽しみたい。ベルトをタイに持って帰りたい」と王座奪取に意欲を見せた。
試合は日本製ウイニング社の8オンスグローブが使用される。色は田中が赤、パランポンが青。
【オフィシャル】
レフェリー=ロベルト・ラミレス(プエルトリコ)
ジャッジ=ジェラルド・ホワイト(米国)、ホセ・ロベルト・トーレス(プエルトリコ)、ウィリアム・ラーチ(米国)
立会人=安河内剛(日本)