初の世界戦に挑む亀海喜寛(34)が20日、成田空港発の航空機で渡米した。現地で調整して元世界4階級制覇王者ミゲル・コットとのビッグマッチに備える。「世界王者も魅力的だが、ビッグマッチで闘い、ビッグネームに勝ちたいという思いが強い」と闘志を高めた。
「試合が決まった3月から勝ち方をイメージしている。激しいボクシングでどんどんプレッシャーをかけて相手の気持ちを折る」と亀海。試合だけで9度目、合宿や会見を含めれば20回近く渡米しているだけに調整もお手のもの。前回の渡米時は、機内で寝ないなどの時差対策が成功したので、今回もそうする予定だという。